【本庄一高】英語教師が無免許で授業 80時間補修へ

 私立本庄一高(埼玉県本庄市)で英語を教えていた40歳代の男性講師が、教員免許を更新せず、失効したまま授業をしていたことが31日わかった。

 同校と埼玉県が明らかにした。同県によると、免許失効後の授業は無効になり、生徒は補習などを受ける必要がある。

 同校によると、男性講師は2012年4月から、東京都内の派遣会社から派遣されていた。3年生の2クラスと1年生の3クラスで授業を受け持ち、生徒約200人に教えていた。派遣会社から今年1月、この講師の教員免許が失効していたとの連絡があり、事態が発覚。2012年度当初から失効していた可能性が高いといい、同校も更新期限を確認していなかった。

 3年生は3月の卒業を前に約80時間分の授業が無効になるため、同校は1週間20時間程度の補習と課題を行う予定。同校は「派遣会社からの派遣といえども、しっかり免許確認をして再発防止に努めたい」としている。



 私立本庄第一高校(本庄市仁手、高階良雄校長)で、英語を教えていた40代の男性講師が教員免許を失効したまま授業を行っていたことが30日、分かった。1月になって発覚したため、男性講師が授業を担当していた3年生の1コース2クラスについては、卒業式(3月1日)前までに補習授業を行い、必要な単位を取得しなければならないという。県学事課は「これまで男性講師が行った授業は、単位として認められない」との見解を示している。

 同校や県学事課によると、男性講師は都内の派遣会社から派遣され、2012年度から採用。4月から3年生の1コース2クラスと1年生の2コースでの英語の授業を担当していた。派遣会社から1月、「男性講師の教員免許資格が失効していた」との連絡があり、同校で確認。教員免許更新制度に基づき、11年1月末までに受講しなければならなかった更新講習を受けず、無免許で授業を行っていたことが判明した。同校は判明時点で講師契約を解除した。

 男性講師は他県の公立高校や私立高校で教員の経験があった。同校は男性講師の教員資格について、派遣会社とは口頭でしか確認していなかったという。この派遣会社からの講師を採用したのは初めてだった。同校は「直接採用なら必ず教員免許を持っているかどうか確かめるが、派遣会社を信じていた。生徒、保護者に迷惑を掛けて申し訳ない。今後は派遣会社からの講師も必ず教員免許をチェックし、再発防止に努めたい」と話している。

 3年生の1コース2クラスの生徒は、県学事課に提出した補習計画に沿った授業を実施し、卒業式前までに単位を取得できる見込み。1年生の2コースについては、13年度まで補習をする。同課は「計画通り行われたかどうか確認したい」としている。同課は25日付で県内の私立高校などに、教員の免許資格更新に関して注意を喚起する通知を出した。



 埼玉県本庄市の私立本庄第一高校で昨年4月から英語の授業を担当した40代の男性講師が、教員免許を失効していたことが31日、同校などへの取材で分かった。県学事課は「担当した授業は単位として認められない」としており、3年生は卒業式までに80時間程度の補習をすることで対応する。

 同課によると、講師は派遣会社の紹介で昨年4月から勤務。同校は今年1月、教員免許が昨年3月に失効していたことを派遣会社から知らされ、契約を解除した。同校は免許の有無を確認していなかったという。

 講師は、今年度の1、2学期の間、3年生の1科目2クラスと1年生の2科目4クラスを担当。1年生は4月以降も補習を続ける。

 同校は「派遣会社を信用し確認しなかった。生徒と保護者には迷惑をかけた」としている。