[2014.06.12]
今般,当社の元執行役員である松田弘武氏の不正行為が判明いたしました。 このような事態が生じたことは極めて遺憾であり,お客様をはじめ,関係者の皆様に多大なるご迷惑並びにご心配をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます。


 1.不正行為の概要

平成26年4月,取引先の学校より振込先の口座の変更があったかどうかの照会がありました。これを受けて,社内調査を行った結果,平成25年12月から平成26年4月にかけて,松田弘武氏は,在職中であるにも拘わらず,弊社と同業である新規法人(一般社団法人C・M・P)を設立し,弊社の資産を使って弊社の契約となるべき新規契約及び既存契約の多くを一般社団法人C・M・Pに切り替えていました。


 2.当社の対応について

不正行為の発覚後,直ちに社内調査を実施し,その社内資料を前提に,松田弘武氏に,弊社資産の目的外使用や契約の切り替え事実を確認したところ,その事実を認めました。そのため,弊社は,松田弘武氏に対し,出社停止の業務命令を行いました。現在では,契約が終了し,弊社と松田弘武氏とは何らの関係もございません。
松田弘武氏は,契約先を弊社から一般社団法人C・M・Pに切り替える説明をする際,弊社の了承を得ている旨を述べていたようですが,弊社は,4月中旬まで,一般社団法人C・M・Pの存在すら知りませんでした。もちろん,契約を弊社から一般社団法人C・M・Pに切り替えることを承諾しておりません。
したがいまして,今後,松田弘武氏から弊社から一般社団法人C・M・Pへ契約の切り替えを要望されても,弊社は一般社団法人C・M・Pに切り替えることを一切承諾していませんので,契約の切り替えをしないようお願いいたします。

なお, 松田弘武氏は名刺の表記も含め,『一般社団法人CMP』を用いていますが,登記上の名称は,『一般社団法人C・M・P』です。松田弘武氏が代表理事を務める『一般社団法人C・M・P』とは別に,登記簿上は『一般社法人CMP』が存在しますので,混同しないようご注意ください。


 3.再発防止について

当社では従前より内部統制の強化に取り組んでまいりましたが,今回の事態を重視し,管理体制を一層強化し,再発防止の徹底に努めてまいります。