教員派遣会社の比較をいろいろと書き綴ってきた私ですが、実は塾講師経験もあるんです。
そもそも塾講師って一体?という皆様に、ちょっとだけ塾講師のあれこれをお教えしたいと思います。
細かく書くとブログ記事3回分くらいになってしまうので、簡単にざっくりとお話します。

塾講師は、まず「専任講師」と「時間講師」に大別されます。
これは、正社員かパート(アルバイト)かという雇用形態の区分です。
基本的には教室の責任者(教室長とか室長とか言います)はほとんどが正社員です。
一部の例外もありますが、ほとんどの場合、専任=正社員と考えるのが定石です。
※この他に「準専任講師」や「登録講師」とかいう変り種もあるのですが、細かすぎるので、ここでは割愛します。

図2

時間講師というのは、学校で言うところの非常勤講師と同じで、基本的には「授業のみ」担当する講師です。

ここで題名にもある「派遣で塾講師」という分野へ入りますが、上記の「時間講師」という職種、非常に曖昧な立ち位置なんです。大学生から、主婦(主夫)、Wワークをしているサラリーマン、果ては元教員経験者まで、幅広く活躍されています。ただ、大学生は大学がありますし、Wワークの人は本業がありますから、時々「すみません、○月×日の授業に出れませんので欠勤します。」なんてことが発生します。
ここで派遣講師の登場!というのは、欠勤します、はいそうですか、というわけにも行かないので、結局のところ「代わりの講師」を探さなければいけません。大手で何教室もあって、人員が充足しているところならいざ知らず、個人経営の塾で他に教室も無く、余剰人員もいないとなると「さぁ、困った」ということになります。

そんな時、派遣会社と懇意にしていれば「代講講師」として、その日「だけ」の講師を派遣してくれるという、現場からすれば、結構ありがたいシステムを持っているんです。

その他にも、「病気で」「出産で」「一身上の都合で(?)」年度途中で退職(または休職)する講師が発生した場合、「その年度末まで」という期間限定ながら、時間講師を派遣するというケースもあります。学校で言うところの「産休補助」みたいな感じですね。

そんな感じで、私も駆け出し時代には、空いている曜日は塾講師もしていたんです。

この「派遣塾講師」というのが、学校以上にあれやこれやあるんですよ。(苦笑)
実際、私自身も様々なケースに遭遇しまして・・・。ケーススタディー的「学び」となる事例も数多くありましたが、中には「オイオイ・・・」というなことも・・・。

当時の私が出会った職場や、同僚たち、笑える話や驚いた話などなど、こちらも書き綴ってみようと思います。

それでは、また。